チャン・グンソク/『テバク』に至る長い道(1)

このエントリーをはてなブックマークに追加

迷いの中で『ファン・ジニ』を選んだ

¹®È­

『ファン・ジニ』に出演したチャン・グンソク(左)

チャン・グンソクが子役から大人の俳優に転身したと誰もが感じたのが2006年だった。19歳のときに『ファン・ジニ』に出演したのだ。

彼は名家出身のウノを演じた。ハ・ジウォンが扮したファン・ジニと身分違いの恋に落ちる役だ。

実は、『ファン・ジニ』に出演することはチャン・グンソクにとって、大きな賭けだった。彼はこのとき、自分の行く道を必死に模索していたのだ。

歌唱力にも恵まれていた彼は『ファン・ジニ』に出演するまで、俳優をやめてバンドとしてデビューすることも考えていた。こういった悩みも多くの才能を持つ彼だからこそ、といえるだろう。




そういう迷いの時期だっただけに、チャン・グンソクにとって『ファン・ジニ』が持つ意味は大きかった。年齢的にも子役で終わってしまうのか、あるいは、俳優として生き残れるのか。それが問われる作品だった。

「子役時代のイメージから抜け出すために、無理やり大人の雰囲気を出すことはしませんでした。むしろ自然に表現するためにがんばりました」

ウノの出演は第8話までだが、視聴者には「俳優チャン・グンソク」の名前を残すのに十分だった。この作品を契機に、チャン・グンソクは急な上り坂をのぼり始めた。

(次回に続く)

(文=「ロコレ」編集部)

固定ページ:
1

2

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る