『二十五、二十一』の名場面を振り返る5「虹は要らない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ドラマ『二十五、二十一』の第9話の最後では、ドキュメンタリー番組の撮影で足を負傷したナ・ヒド(キム・テリ)をペク・イジン(ナム・ジュヒョク)が車で病院に連れていく場面があった。その途中、大きな虹が見えた。感激したナ・ヒドは車を停めてもらい、橋の上で2人は美しい虹を眺めた。

画像提供=tvN




愛の告白

橋の欄干にもたれて、2人で一緒に大きくて美しい虹を見ていた。
「かわいいでしょ?」
そうナ・ヒドがペク・イジンに呼びかける。
ペク・イジンはうなずき、心から感心したようにナ・ヒドについてこう言った。
「良いところに導いていく才能がある」
こう答えたあと、ペク・イジンはアジア大会の誤審問題の時に彼が空港で主審にインタビューしたことを「君だから空港まで行った」と言った。
つまり、ナ・ヒドでなければそこまであえてしなかった、と率直に告げたのだ。
その言葉を契機に、ペク・イジンはナ・ヒドに対して愛の告白をして「虹は要らない」と言い切った。
その瞬間に2人が見ていた虹が徐々に消えていく、という粋な演出が見られた。そして、ペク・イジンが特に強調していたのは、自分のまわりで起こっていた素敵なことはナ・ヒドが備えている特別な能力のおかげ、ということだった。




人は、慕っている人に導かれて自分が望む場所に行くことができる。
そのことをペク・イジンが実感したからこそ、ついに彼は心に隠し持っていた愛を素直にナ・ヒドに告げることができたのだ。
虹を見ていながら「虹は要らない」と言い切ったペク・イジンの決意によって、『二十五、二十一』は新たな展開を迎えることになった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

『二十五、二十一』の名場面を振り返る1「最後の5分」

『二十五、二十一』の名場面を振り返る2「2人の秘密」

『二十五、二十一』の名場面を振り返る6「永遠の夏」

関連記事

  1. 『愛の不時着』ふたたび7/素晴らしいフィナーレ

  2. ヒョンビン主演『愛の不時着』はどこで撮影されたか(特別編)

  3. 魅力的な女主人と絶妙なイケメン3人衆が描く『コッソンビ』の世界

  4. 『夕食、一緒に食べませんか?』は意外なキャストにも大注目のラブコメディ

  5. 痛快!『キム秘書』を何度でも見たくなる

  6. イ・ボヨン×キム・ソヒョン主演『MINE』はどんなドラマなのか?

  7. 最高の脚本と創造性豊かな演出/マイ・ディア・ミスター礼賛9

  8. 『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』がとても面白い!

  9. オンマの嘆き/マイ・ディア・ミスター再び5

PAGE TOP