キム・テリが百想芸術大賞「2冠」!/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』19

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2022年5月6日にソウルで開かれた第58回百想芸術大賞授賞式で、『二十五、二十一』に主演したキム・テリがテレビ部門最優秀演技賞(女優)と人気賞を獲得した。まさに、堂々たる2冠であった。

キム・テリはナ・ヒドに扮した演技が評価されて百想芸術大賞で2冠を獲得した(画像提供=tvN)




感激のスピーチ

ファンの投票で選ばれる人気賞。男性は圧倒的な得票でイ・ジュノが選ばれ、女性はキム・テリが獲得した。
ステージに上がったキム・テリはあらかじめ考えていた受賞スピーチを最初は忘れてしまい、言葉につまってしまった。しかし、戸惑うキム・テリの表情そのものが自然なリアクションで、それすらも演技ではないか、と思えるほど微笑みに満ちていた。
さらに、キム・テリにスポットが当たった。テレビ部門最優秀演技賞(女優)を受賞したのである。
その瞬間、あまりの喜びで、しばらく両手で顔を覆っていたキム・テリ。ステージに上がってからも、感激のあまり、言葉がなかなか出てこない。
沈黙の瞬間。その中で、必死にキム・テリは言葉をさがし、ようやく口を開いた。
「ヒドから(演技を)たくさん盗んできました。たくさんのことを学んできましたし……」




「私にとってヒドという子がやってきて、こんなに素敵な子を演じることができて、本当に感謝です」
「この瞬間は本当に幸せで、すべての方々に感謝の気持ちを伝えたいです」
「これからも熱心にいい俳優になれるように努力いたします」
「とてもとても感謝します。『二十五、二十一』という作品として受賞します」
このように、キム・テリらしい率直な言葉が次から次へと口から出てきた。
彼女の後ろの画面には、ナ・ヒドの様々な姿が映しだされていた。
それのすべてが名場面と言えるほど、キム・テリが演じたナ・ヒドの表情は瑞々しく躍動感があった。
それは、まさに「最優秀演技賞」にふさわしい表情の数々であった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

最後の5分/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』1

ハラボジの応援/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』2

あのトンネルを抜けたら何が見える?/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』18

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