『推しが見つかる究極100本』が見た『二十五、二十一』

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韓国ドラマをジャンル別に分けて詳しく紹介しているのが『韓国ドラマ!推しが見つかる究極100本』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著/星海社)である。この本の中から『二十五、二十一』を取り上げてみよう。

画像=tvN、『韓国ドラマ!推しが見つかる究極100本』




名場面が多い

主人公のナ・ヒドを演じるキム・テリの演技力が素晴らしい。彼女は30歳を過ぎているが、高校生を等身大に演じていて違和感がまるでない。本当の高校生に見える。しかも、まばゆい青春をハツラツと表現していて見ていても痛快。キム・テリの女優魂には感心させられてばかりだ。
ナム・ジュヒョクも苦学生ペク・イジンのセンチメンタリズムをよく表している。前作の『スタートアップ : 夢の扉』で愁いのある演技を存分に披露していたが、『二十五、二十一』では苦難に負けまいと必死に生きるペク・イジンをひたむきに演じていた。
さらに、『二十五、二十一』は青春真っ盛りの群像劇という内容になっている。人生で一番いい時期を抒情的に描いていて、記憶に残るストーリーだった。
こうした『二十五、二十一』には名場面が多い。たとえば、第2話の「蛇口をさかさまにした噴水シーン」。
ナ・ヒドは、借金取りに責められたペク・イジンを励ますために校庭に連れて行き、蛇口をさかさまにして噴水を作り出した。その光景を見て元気になったペク・イジンはナ・ヒドと「思い出のトンネル」に行く。2人の恋の始まりを象徴するシーンだ。




あるいは、第9話の「虹は要らない」。
ペク・イジンとナ・ヒドが橋の上で虹を見ているときに、覚悟を決めたペク・イジンが「愛している」と告白をする。さらに、彼は「虹は要らない」と付け加えた。このセリフにはシビれた。その告白を受けたナ・ヒドの可愛い表情も最高だった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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