『花様年華~君といた季節~』は切ない大人のラブストーリーだ!

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大学の先輩で学生運動をしているハン・ジェヒョン(学生時代=ジニョン(GOT7)、現在=ユ・ジテ)に想いを寄せるユン・ジス(学生時代=チョン・ソニ、現在=イ・ボヨン)。彼女は裕福な家で育ち、大学でピアノを専攻している。一途な気持ちが通じて付き合うことになるが、ある日ジスはジェヒョンの前から姿を消してしまう。

画像=tvN




再会した2人はどんな人生を選ぶのか

ドラマ『花様年華~君といた季節~』は過去と現在がシンクロしながら進んでいく。
学生時代のジスとジェヒョンが初々しくて可愛い。
ジスは積極的にジェヒョンに近づいていくが、なかなか進展しない。
ジェヒョンも気になりかけているのに……。
やっとの思いで2人の気持ちがひとつになり、付き合い始めることになったが楽しい時間はつかの間だ。
ジスが理由も告げずに姿を消してしまう。
そして、長い年月が過ぎ、大人になった2人はお互い別々の人生を歩んでいた。
ジェヒョンは財閥の娘婿になり、若かりし頃の正義感溢れるジェヒョンではなくなっていた。
ジスは弁護士の夫と離婚して、1人で子供を育てるシングルマザーになっていた。
2人の境遇が逆転していた。




その2人が子供たちの学校で再会する。
ジェヒョンはすぐにジスだと気が付いた。
この日をきっかけに、2人の心の奥底にしまいこんでいた過去が動き出す。
揺れ動く2人の気持ちが何とも切ない。
偶然か必然なのか再会してしまった2人。
お互いを思う気持ちがよみがえるが、会えなかった時間があまりにも長すぎる。
2人には可愛い息子がいる。
この息子たちが、親に話せない悩みを抱えているのが辛くなる。
そして、ジェヒョンには妻もいる。
ジェヒョンの妻、チャン・ソギョン(パク・シヨン)はジスに辛い仕打ちばかりするが、これも夫を愛するがゆえだと思うと切ない。
果たして、ジェヒョンとジスは2度目の別れを選ぶのか?
それとも、たくさんの障害をものともせず、昔の自分たちを取り戻すのか?
どちらにしても家族、子供たちはどうなってしまうのだろう。
大人になった2人のラブストーリー、どんな結末を迎えてもみんなが輝いていたら最高だが……。

文=須坂のりこ

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