トッケビに出会う幸せ「第7回・生と死」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』でコン・ユが扮した主人公のキム・シンは、高麗時代から900年以上も生き続けている人物だった。しかも、胸に剣が刺さったままなのだ。奇怪な設定で一歩間違えるとキワモノ扱いされそうだが、コン・ユの存在感があったからこそ、『トッケビ』は重厚なファンタジー作品になっていた。

写真=tvN『トッケビ』公式サイトより

人間はどう生きるのか

『トッケビ』が描く世界は変わりすぎている。
人間が900年以上も生きているし、ドアを一歩出れば地球の反対側になってしまう。しかも、特定の人に見える幽霊や魔術的な死神まで現れ、空想と現実が行ったり来たりしている。
そういう展開になったのには理由がある。「生」と「死」が交差する世界で人間はどう生きるか、ということがテーマになっているからだ。
印象的なセリフがある。
「人間は生まれ変わって四度の人生を経験する。一度目は種を植え、二度目は水をやり、三度目に収穫して、四度目に食べる……」
このセリフも、輪廻転生を繰り返しながら人間が何かを悟っていく過程を暗示しているかのようだ。




もちろん、中心に位置していたのは、900年以上も生きるキム・シンだ。この主人公を演じたコン・ユは、何を心掛けていたのだろうか。
(ページ2に続く)

トッケビに出会う幸せ「第1回・永遠の命」

トッケビに出会う幸せ「第2回・深遠な世界」

トッケビに出会う幸せ「第8回・最高の相手」

ページ:

1

2

関連記事

  1. 康熙奉の繰り返す『マイ・ディア・ミスター』讃歌2「タルトンネで見る月」

  2. 『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のカン・ギヨンを堪能するなら『十八の瞬間』もお勧め!

  3. 豪華キャストが物語をつないでいく『私たちのブルース』!

  4. パク・ヒョンシクの演技を称賛したチャン・ドンゴン!

  5. 『二十五、二十一』で描かれた韓国のIMF危機とは何か(第1回)

  6. ずっと余韻が残る/マイ・ディア・ミスター礼賛4

  7. トッケビに出会う幸せ「第4回・死神」

  8. 『九尾の狐とキケンな同居』はファンタジーな世界観をひたすら楽しむラブコメディ

  9. 『愛の不時着』ふたたび4/主人公ユン・セリ

PAGE TOP