2人の人生に微笑みを!/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』12

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ドラマ『二十五、二十一』でキム・テリは、フェンシングに取り組む女子高校生のナ・ヒドを演じている。国家代表になるという大きな目標を叶えたうえに、ついにアジア大会で優勝するほどになった。

画像提供=tvN




夢をかなえた2人

『二十五、二十一』の物語の設定は最初が1998年。韓国が経済危機で大変な時期だった。
そんな中でも、ナ・ヒドの明るさは飛びぬけている。時代を超える突破力を持っているのだ。そんなキャラクターをキム・テリが卓越した演技力で表現している。
なにしろ、30歳を越えているキム・テリが演じているのが高校生なのだ。しかし、不自然さがまったくない。彼女の天性の表現力が、演じるナ・ヒドを華やかに彩っている。
そんなナ・ヒドが年ごとに成長していく。
オリンピックでも金メダルを獲得するようになった。
そこまでどれほどの困難があったことか。ナ・ヒドは努力で自分の夢をかなえたのだ。
それは、ナム・ジュヒョクが演じたペク・イジンも同様だ。
彼はテレビ局の新聞記者になった。フェンシングの担当となり、選手であるナ・ヒドとの距離感に悩む。




結局は、公私のけじめをつけるために社会部への異動を願い出た。
そして、ニューヨークで「9・11」が起こる。ペク・イジンはニューヨークに派遣され、そこで記者人生が変わっていく。
結局、ニューヨーク特派員を志願して、ナ・ヒドとの別離が必然になってしまった。
その後の2人。
ペク・イジンとナ・ヒドは自分の夢をしっかりとかなえた。
誰にでもできることではない。
それを成し遂げた2人。ドラマを通してナ・ヒドとペク・イジンに祝福したい気持ちだ。
2人の人生に微笑みを!

文=康 熙奉(カン ヒボン)

最後の5分/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』1

ハラボジの応援/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』2

愛し合いながら別れた2人/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』13

関連記事

  1. 毎回ストーリーがよく出来ている/『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』傑作物語1

  2. 永遠の韓ドラ『冬のソナタ』特集4/韓国ドラマの放送スタイル

  3. ヒョンビン主演『愛の不時着』はどこで撮影されたか(特別編)

  4. 永遠の韓ドラ『冬のソナタ』特集1/誕生

  5. 『愛の不時着』ふたたび1/ロケ地

  6. ハラボジの応援/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』2

  7. 『梨泰院クラス』は素敵な女性の生き方を見せてくれた

  8. 『涙の女王』で気になる2人の男とは?

  9. 今年上半期のラブコメなら『社内お見合い』が絶対のお勧め!

PAGE TOP