永遠の夏/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』6

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ドラマ『二十五、二十一』の第10話では、ドキュメンタリー番組を作っているペク・イジン(ナム・ジュヒョク)がナ・ヒド(キム・テリ)とコ・ユリム(キム・ジヨン)に修学旅行を提案し、ジウン(チェ・ヒョヌク)とスンワン(イ・ジュミョン)を加えて合計5人で海に出かけていくシーンが描かれた。

画像提供=tvN




最高の海辺

夏の海に入って賑やかに水浴びをする4人。砂浜で見ていたペク・イジンも無理に引っ張られて、海に投げ込まれる。無邪気で底抜けに賑やかなシーンだ。
それぞれの家庭の事情が描かれ、お互いの心をさらに通わせた5人は、砂浜に座って一緒に夕暮れの海を見つめた。
ナ・ヒドが言う。
「ああ、この瞬間が永遠のようだね」
優しくうなずきながらペク・イジンが答える。
「永遠になるのさ」
最高の笑顔を見せるナ・ヒドが声を重ねる。
「永遠にしよう」
映像は海辺で夕暮れの海を見ている5人を後ろから引いて映している。
そのときの映像の四隅に影が現れている。まるで、遠い過去を懐かしく思い出しているかのように……。




そして、画面が切り替わる。
現在の41歳のナ・ヒドが娘のミンチェと車に乗っている。
ミンチェが5人で行った夏の思い出を尋ねても、現在のナ・ヒドは意外なことを言う。
「私がみんなと海に行った? 記憶にないけど」
そのうえで淡々と言い放つ。
「永遠なんて、どこにある? すべてのことは一瞬だし、流れていくものよ。でも、それは悪いことばかりではない」
こうして終わった第10話は謎めいている。
なぜ、ナ・ヒドは永遠の夏を忘れているのか。
いよいよ『二十五、二十一』の物語が佳境に入っていく。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

最後の5分/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』1

ハラボジの応援/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』2

セリフがない二分半/とてつもない傑作物語『二十五、二十一』7

関連記事

  1. 『九尾の狐とキケンな同居』はファンタジーな世界観をひたすら楽しむラブコメディ

  2. 「韓ドラあるある」新婦がチョゴリを着ているのはなぜ?

  3. 『二十五、二十一』の名場面を振り返る3「会えなくても心で会える」

  4. 『梨泰院クラス』には復讐劇を超えた深みがある(特別編)

  5. 『麗<レイ>』の最大の見どころはイ・ジュンギとカン・ハヌルの競演?

  6. キム・ゴウン×アン・ボヒョン主演『ユミの細胞たち』がおもしろすぎる!

  7. 名作探訪!東方神起ユンホが熱演した『国際市場で逢いましょう』

  8. 『二十五、二十一』記憶の贈り物8「最高のクライマックス」

  9. 見逃したドラマをここで見る14『私たちのブルース』

PAGE TOP