韓国社会のルールブック「第14回・テレビ局」

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東京の地上波のテレビ局を見ると、公共放送がNHKだけで、民間放送は日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京である。圧倒的に民間放送が多くなっている。これがソウルならどうなるか。

KBSは『お父さんが変』などの週末ドラマで次々にヒットを放っている




MBCの成り立ち

ソウルの地上波のテレビ局はKBS、MBC、SBSの3つだが、純然たる民間放送はSBSだけとなっている。
KBSはNHKと同様の公共放送で、MBCは政府が出資して民間で運営するという半官半民のテレビ局である。つまり、ソウルでは、公共放送1、半官半民放送局1、民間放送1という割合になっている。
不思議なのはMBCである。
どうして半官半民になったのか。
MBCは最初は釜山(プサン)を拠点にした民間放送局だったのだが、軍事政権時代に強制的に政府に取り込まれてしまった。後に民営化されたとはいえ、株式の大半をいまだに国営の公益財団が保有している。
韓国に住んでいる人ですら、MBCが実は民間放送局でないことを知らない人が多い。株式会社で広告収入を得て経営が行なわれているのだが、法律的には公営に該当するのである。




そのために、重要な経営案件に政府の意向が働くことがある。これによって様々な問題が生じることも少なくない。
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