韓国社会のルールブック「第6回・鉄道」

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韓国の地方を鉄道で旅しているときの話である。乗った特急列車は全席指定だった。指定席券を買って乗り込むと車内はガラガラ。指定された号車にはたった1人しか座っていなかった。

そこは私の席!

たった1人の乗客。それはかなり高齢の女性だったが、私が車内に入ったときに、なぜかキョロキョロしていた。落ちつかない様子だ。
「もしや指定席券を持っていないのでは」
そう直感した。
車掌が検札に来るのを恐れているような素振りだった。
私は先客の女性の視線を感じながら、指定席券に書いてある自分の座席を探した。ようやく見つけたら、そこは女性が座っている席だった。
車内にはたった1人しか乗客がいないというのに……。
どうしたらいいのか。




躊躇はしたが、やはり決まりなので、私は声をかけた。
「すみません。そこは私の席なんですけど」
そう言った瞬間の、女性の豹変ぶりがすごかった。
(ページ2に続く)

韓国社会のルールブック「第1回・老舗」

韓国社会のルールブック「第2回・料理」

韓国社会のルールブック「第5回・族譜」

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