楽しく歩くための新大久保ガイド(中編)

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前編では、新大久保駅と大久保駅の近さを説明し、大久保通りと職安通りの位置関係を述べてきた。今回の中編では、歩道の歩き方を解説していこう。とにかく、新大久保に来ると、韓国料理店が次々と軒を連ねているので、本当にソウルに行ったかのような気分になってくる。

イケメン通りは狭いけれど車が通るので要注意




イケメン通り

大久保通りでも特に人通りが多いのは南側の歩道だ。それも当然で、新大久保駅の改札口がある側なので、どうしても自然に南側の歩道に人が集まる。そして、北側の歩道に行くには、大久保通りを渡らなければならない。それが面倒に思えるかもしれないが、人通りは北側のほうが少ないので、歩くときには便利だ。
ただ、横断歩道でないところで大久保通りを渡ろうとしている人をよく見かけるが、それは危ない。大久保通りは決して広い道路ではないが、交通量が意外と多いのだ。やはり、信号のあるところで横断歩道を渡ったほうが安全だ。
大久保通りを歩いて実感するのは、「ここまで韓流関係の店が増えたのか」ということ。かつて新大久保のコリアタウンといえば、大久保通りより職安通りのほうが主流だったのに、今では大久保通りのほうがずっと店が増えたし人通りが多い。やはり、山手線の駅が近くにあるというのが大きい。なにしろ、いろいろ買い物をして荷物が重くなっても駅が近いと助かるものだ。




さて、大久保通りの南側歩道を歩いていると、「ソウル市場」というスーパーマーケットが見えてきた。まさに、新大久保を訪れる人たちの購買意欲をかきたてる店だ。
この「ソウル市場」の先の角を右に曲がると、職安通りに至る通りがあって多くの韓流ショップがある。俗に「イケメン通り」と呼ばれている(一般に認知された名称ではありません)。
この通りは、車がやっと1台通れるほどの幅で、かつては人通りもそれほど多くなかった。なにしろ、ラブホテルがあるほどで、夜になると人影がパッタリだった。しかし、今は韓流関係の店がズラリと並ぶようになり、それにつれて歩行者の数が増えている。
ただ、いくら人が集まってきても、この通りは今でも車が通行するので、そのことも頭に入れておこう。あまりにのんびり歩いていると、後ろからクラクションを鳴らされてしまうかもしれない。いくら狭いとはいえ、歩行者専用道路ではないのだ。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

楽しく歩くための新大久保ガイド(前編)

楽しく歩くための新大久保ガイド(後編)

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