「ユン食堂」のメインメニュー「プルコギ」

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「プル」は火で「コギ」は肉を意味していて、プルコギは韓国の中でとてもポピュラーだ。韓国バラエティー番組「ユン食堂」で真剣に調理している姿を見て、私はプルコギに興味が湧いた。すき焼きみたいな焼き肉、ジンギスカンにも似ている。焼けたお肉と玉ねぎの香りが食欲をそそり、甘辛い味で肉と野菜を沢山食べられるから、夏のスタミナ料理にぴったりだ。




簡単に作れる韓国の定番料理

味の決め手はタレである。醤油と酒、ごま油、コチュジャン、砂糖などの調味料におろしニンニクと生姜を加える。そして、梨やリンゴの果汁を入れると甘みと風味が加わり、肉がやわらかくなる。肉と刻んだ野菜をタレによく揉み込み、フライパンで焼くと出来上がりだ。
私も豚肉と玉ねぎ、人参、ゴーヤ、しいたけで作ってみた。肉と野菜を炒め始めるとすき焼きのにおいがしたが、食べてみるとコチュジャンがピリッときいて野菜にしっかり味が付いていた。ゴマをかけるとさらに味がしまった。
プルコギは通常牛肉を使うが、豚肉や鶏肉、イカやフグなど様々な食材のものもあるようだ。
ところで、プルコギが食べたくなった「ユン食堂」はとても面白い番組だった。
舞台は、インドネシアのギリ島という海がとても綺麗なリゾート地で、海外からの観光客が多い所である。




ダイビングとシュノーケルの楽しめる、交通手段が自転車と馬車しかない、のんびりと自然に満ちた景色。気持ちのよさそうな場所だ。
その場所で、韓国料理のプルコギメニュー中心の慣れない食堂経営をしていくという設定で始まる。
キャストはユン・ヨジョン、イ・ソジン、チョン・ユミ、シン・グと豪華である。
「ユン食堂」に訪れた世界各国のお客さん達との触れ合いや、トラブル発生時の会話などの中に、役者たちの自然体の姿が見られて楽しい。
食堂のプルコギメニューもスタッフの対応もお客さんのウケが良く、番組の人気は上々でシリーズが続いている。
ギリ島の「ユン食堂」に行った気分で食べるプルコギ丼は、格別に美味しかった。

文・写真=海山 文美(みやま あゆみ)
生活エッセイスト。東京生まれ。動物の編みぐるみを中心とした編み物作家として活動しながら、ライフスタイル全般を見つめ直すエッセイストとして執筆中。生活に根付いた身近な出来事を書いています。趣味は植物鑑賞、テニス、水泳。

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