同級生のような感覚
仕事ができる男として描かれているヨンジュンが、常に自分の能力を最大限に発揮できるのはなぜか。
それは、そばで完全にフォローしているキム秘書がいればこそなのである。
しかも、パク・ミニョンが演じれば、美貌といい、頭の回転の速さといい、気配りといい、キム秘書がどれだけ優秀かがすぐにわかる。
実年齢で言えば、パク・ミニョンのほうが2歳上である。韓国ドラマの場合は、主役カップルの中で女優が年上というケースがとても多いのだが、このドラマに関しては、パク・ミニョンのほうが年上ということを感じさせない。
実際に、制作発表会でもパク・ソジュンはパク・ミニョンのことを「同年代だから」としきりに言っていた。
その言葉は、2人が同級生のように感覚が合っていたことをうかがわせた。
軍隊時代にパク・ミニョンとの共演を夢見たパク・ソジュン。その記憶が強いだけに、感激しながらヨンジュンを演じていたことだろう。それがわかると、『キム秘書はいったい、なぜ?』がさらに面白くなってくる。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
『キム秘書』スペシャル3/パク・ソジュンが見せたドラマのツボとは?
パク・ソジュンとパク・ミニョンだから『キム秘書』がラブコメの傑作になった!