2020年の上半期で、一番の注目作と期待されていた『ザ・キング:永遠の君主』。4月17日から満を持して放送が始まったが、期待にたがわない出来栄えとなっている。
イ・ミンホへの大きな期待
新しいドラマの放送というと、やはり視聴率の行方が一番気になるところだ。この点で、『ザ・キング:永遠の君主』はどうだったのか。
数字を見ると、第1話の全国平均は11.6%を記録した申し分のない結果だったと言える。
今は、韓国でも多チャンネルの影響で、かつてのように1つのドラマが怪物のような視聴率を挙げることは難しくなっている。
全体的に視聴率の分散化が進んでいるのだ。その結果、最初から2ケタの数字を挙げるドラマはかなり少なくなっている。
その中で『ザ・キング:永遠の君主』は、本当に幸先の良いスタートを切った。期待通り展開である。
とにかく、注目に値する話題がとても多い。兵役を挟んで4年ぶりにドラマに復帰したイ・ミンホの新作は話題豊富だし、韓国最高峰の脚本家と言えるキム・ウンスク作家のファンタジーロマンは、期待を抱かせる。
さらに、イ・ミンホと共演したキム・ゴウンの『トッケビ』のような演技も楽しみだ。ネット上でも、韓国皇帝に扮するイ・ミンホへの期待が大きい。今後の展開からも絶対に見逃せない。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)