兵役に入って1年半のチャン・グンソクはどう過ごしている?

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チャン・グンソクは、2018年7月16日から兵役をスタートさせた。2020年1月16日でちょうど1年半が経過したことになる。ここまで、チャン・グンソクがどのように過ごしてきたかを振り返ってみよう。

チャン・グンソクは入隊前の最後の作品として『スイッチ~君と世界を変える~』に主演した(写真=SBS公式サイトより)




兵役中も慈善活動を行なった

チャン・グンソクが兵役を開始した2018年7月16日、最初に入った施設は社会服務研修センターだった。
立地している場所は忠清(チュンチョン)北道の報恩(ポウン)郡だ。
社会服務研修センターでチャン・グンソクは4泊5日の研修を受けた。
研修の目的は、社会服務要員に必要な素養を身につけることだった。
具体的に言うと、社会服務要員の役割や規則を覚え、社会全般への理解を深めることだ。たとえば、セクハラの防止、男女平等の徹底、弱者への配慮といったことをしっかりと学びながら、今の時代にふさわしい社会服務要員としての資質を身につけていく。
そして、チャン・グンソクは規定通りの研修を終えて、7月20日の午後に社会服務研修センターを後にした。
それから、彼はソウル消防災難本部で勤務を開始した。
ソウル消防災難本部は、巨大都市ソウルで様々な災難に緊急で対応する中枢部で、場所もソウルの中心部にある。




ここは24時間態勢で災害に対応しており、チャン・グンソクは補助的な業務に就いた。基本的に、社会服務要員は自宅から通勤する。逆に言えば、通勤できないようなところには配属されないのだ。
仕事は1日8時間勤務が原則で残業はほとんどない。
そして、1週間に40時間の勤務を行なう。週休は2日制だ。
社会服務要員として兵役に就いている間も、チャン・グンソクは慈善活動を欠かさなかった。
2018年12月には経済的に恵まれない人のために大量の練炭を寄付している。韓国では真冬に練炭を必要としている人が多く、そういう意味では価値ある寄付だった。
さらに、韓国東北部の江原道(カンウォンド)で2019年4月に発生した大規模な山火事の被災地に1億ウォン(約1000万円)を寄付した。こうしたチャン・グンソクの社会慈善活動に対して、いつものようにファンも呼応し、募金と救護品の寄付を行なっている。このように、スターとファンが協調して行なう心温まる寄付だった。
なお、当初は社会服務要員の兵役期間は24カ月だったのだが、2018年10月から兵役期間の短縮が実現し、それにともなって社会服務要員の兵役期間も段階的に短くなっている。




チャン・グンソクの兵役も残りが数カ月となった。少しでも早く芸能界に復帰できるというのは、ファンにとっても朗報だろう。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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