企画段階から韓国で話題となっている映画『徐福』。この映画でパク・ボゴムが演じるのは、末永い生命力を持った人類初となるクローン人間の徐福である。その特異な存在に近づくのが国家機関の代理人でコン・ユが扮している。
いよいよ撮影も終盤
映画『徐福』では、複製として作られたクローン人間をめぐって、様々な人間たちが欲望をむきだしにしていく。
その果てに起きる数々の事件にパク・ボゴムとコン・ユがからむ。まさに、当代随一の人気俳優の共演は大いに注目されている。
撮影も快調だ。夏に大々的なロケを行なったのが慶尚(キョンサン)南道の統営(トンヨン)市だ。俳優やスタッフなど総勢で200人以上が美しい海に隣接する統営市に集まり、各シーンの撮影が行なわれた。
そして、2019年9月19日の段階では、全州(チョンジュ)映画総合撮影所で撮影が行なわれている。
この全州映画総合撮影所は2008年4月にオープンしたが、すでに88作品の撮影施設に選ばれている。カンヌ国際映画祭で最高賞を得たポン・ジュノ監督作品の『パラサイト』も、その60%が全州映画総合撮影所で撮影されたという。
この施設が大人気なのは、屋内と屋外の両方ですばらしいセット場を持っているからだ。それほどの撮影所で快調に撮影されている映画『徐福』。いよいよ撮影も終盤に入って
いる。
パク・ボゴムとコン・ユもさぞかし集中していることだろう。
文=「ロコレ」編集部
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