2019年9月13日は韓国で秋夕(チュソク)だ。これは旧盆のことなのだが、この時期になると芸能界で「韓服がよく似合う俳優は?」というランキングが発表される。評価は人それぞれだろうが、やっぱり韓服が一番似合うのはパク・ボゴム?
イ・ヨンというキャラクター
『雲が描いた月明り』で主人公のイ・ヨンを演じたパク・ボゴムが本当に良かった。このドラマが大ヒットしたのは、まさしくパク・ボゴムの存在感がすばらしかったからだ。
彼が演じたのはイ・ヨンだが、モデルは頭脳明晰で将来を嘱望されながら21歳で早死にした孝明(ヒョミョン)世子だ。
今までは悲劇で語られることが多かったが、パク・ボゴムが演じたことによって、明るく若々しい面が強調されていた。
パク・ボゴム自身はイ・ヨンというキャラクターについてこう語っている。
「イ・ヨンは堂々としているのですが、ちょっと気難しいところがあります。ただし、内面はとても力強くて温かさを持っている人物です。一見すると冷たそうに見えても、内面はそうではないというところに魅力を感じました」
「また、年は若いのですが、非常に強靭な心を持っているというところでも学ぶことがたくさんありました」
このように、イ・ヨンについて快活に語るパク・ボゴム。ドラマの中では伝統的な韓服をスタイリッシュに着こなしていた。
彼は長身で顔が小さい。それだけに、最近の若手俳優の中でパク・ボゴムほど伝統的な衣装が似合う俳優は他に思い浮かばない。
それほど彼は、冠がよく似合い、韓服がサマになっていた。その上で、若き指導者を颯爽と演じるのだから、人気が出るのも必然だ。
構成=「ロコレ」編集部
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