韓国語を学ぶときには、どんな点を心掛ければいいのだろうか。複数の大学で韓国語を教えている魏聖銓(ウィ・ソンジュン)氏と、『ヒボン式かんたんハングル』という著書がある康熙奉(カン・ヒボン)氏が、韓国語の学習方法について語り合った。
韓国語は易しい?
康「大学で韓国語をいつから教えていますか?」
魏「2005年からです」
康「いくつの大学で教えているの?」
魏「今は、法政大学、専修大学などのたくさんの大学で教えています」
康「すごく多いですね。その他では?」
魏「葛飾区(東京都)の市民講座でも教えています」
康「なるほど。今まで数多くの人に韓国語を教えてきて、たとえば韓国語を覚えるときにみなさんがよく勘違いすることは?」
魏「みなさんはインターネットや書物からいろんな情報を得ていますよね。そうすると、日本人にとって韓国語は易しいと考えがちです。そういう面もありますが、そう単純ではありません」
康「易しいと考えればそうだけど、外国語だから難しいと考えれば、それもそうなんですよね」
(ページ2に続く)