韓国ドラマになぜ「舌打ち」がよく出てくるのか

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残念なときの意思表示

年齢層が高くなると、舌打ちの使い方も違ってきます。
年配者の場合、「なんてかわいそうなんだ」「なんとかならないんだろうか」というように、残念だったり口惜しかったりするときによく舌打ちをします。
例をあげれば、心が痛くなるような悲劇的な事件や事故のニュースをテレビで見ながら、ただ画面に向かって「チッチッチッチ」と舌打ちします。




同じような場面で「アイゴー」を連発する人もいますが、どちらも若い人にはあまり見られない現象です。
ちなみに、舌打ちは国によって異なる意味を持ちます。
たとえば、相槌の代わりだったり、賞賛の意思表示に使われたりします。
いずれにしても、韓国ドラマで見られる舌打ちは、日本の場合とニュアンスがちょっと違います。
どのような場面で使われるかを見極めると、きっと新しい発見があるはずです。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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