対談/植村誠・康熙奉「韓国は変化が激しすぎる国」

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川の風景がいい

康「サムギョプサルにしても2人前注文するけど、雰囲気でペロッと食べちゃいます。韓国に行くと食欲が出るというか食べ過ぎてしまうんです。なにしろ、韓国では大盛りを頼む必要がない。普通に頼んでも、みんな大盛りだから。どれも、料理の量が多い。済州(チェジュ)でアワビのおかゆを食べると、ビックリするほどドでかい器に入ってくる(笑)。朝から、すごいボリュームですよ」
植村「韓国の人はよく食べますからね」
康「田舎に行くと、1人で行ってもテーブルに並べられないくらい無料のつきだしが出てきます。どうしても残してしまうんです。出してくる量が本当に2人前と変わらないからです。とにかく、料理を出すだけ出して、客の腹の都合を考えないのが韓国らしいですね(笑)」
植村「僕は本当に韓国をくまなく回りましたが、楽しいのが鉄道の旅です。日本の在来線より線路の幅が広いから、車両がゆったりしています」




康「韓国の鉄道に乗っていて、日本の車窓と違うのは、お墓がよく見えることです。韓国はそこらじゅうにお墓があるから、その中に鉄道が通っている感じですね。焼酎を飲みながらそういう風景を見ていると、『韓国に来たなあ』と強く思います」
植村「川の風景もいいですよね」
康「日本は急流が多いけど、韓国はそれほど高い山がないから川がゆったりと流れている。しかも、大河が目立つ。そんな川の風景を見ていると、なんとなくゆったりした大陸的な気分になるんです」
植村「韓国の川はかなり蛇行が残されていますよね。たとえば、北海道でも、逆に蛇行を戻す工事をしていました。北海道の川はもともと蛇行が多かったのに直線にしたので、鮭が遡上しなくなったんです。それで、今度は自然を取り戻すために蛇行を復元しているんですよ」(ページ3に続く)

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