真夏の新兵訓練
もし北朝鮮が南側に侵攻してくれば、楊口郡の北部が一番の激戦地になるだろう。それだけ、白頭山部隊は最前線で韓国の国防を担っていると言える。
なお、白頭山部隊は歩兵の師団であるが、それは「軍事境界線を守るための歩兵」をたくさん抱えているという意味だ。
こうした白頭山部隊の新兵教育隊に入ったウヨン。ここで5週間の新兵訓練を受けることになった。
駐屯しているのが山岳地帯ということを常に頭に入れておかなければならない。アップダウンが激しい場所なので、訓練でも足腰に負担がかかる。それだけ、ケガに注意しなければならない。
ただし、からだが鍛えられるとも言えるのだが……。
季節的には恵まれたかもしれない。今後は真夏の訓練になるが、楊口郡はソウルに比べると、はるかに涼しい。
少しでも、体力の消耗を防げるかもしれない。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
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