記憶に残るシーン
――ユ・ジョンというキャラクターを演じてみていかがでしたか。
「人は誰でも二面性があると思うんですね。大人としていろいろな責任を背負って生きていく中で、二面性というのは誰でも持ちうるものだと思います。そして、ユ・ジョンは正直に自分の気持ちを表現するところがありました。彼について理解ができなかったというよりも、ユ・ジョンよりも僕のほうがちょっと下手だなと思う部分があります。ユ・ジョンは自分が好きになった人に対してはその気持ちを表現していたのですが、僕にはそこがちょっと苦手なところがあります」
――一番記憶に残っているシーンは?
「ユ・ジョンとソルの2人が出てくるシーンももちろんですが、今回は登場人物がたくさんいましたので、大勢で出てくるシーンも記憶に残っています。ユ・ジョンだけではなくて、ユ・ジョンとソルとイノが一緒に出るシーン、時間的には短かったのですが、屋台があったところですね。後は、警察署の前でユ・ジョンとソルとイノとイナの4人が初めて会うシーンもありました。そこも撮影のときに楽しくて記憶に残っています」
――好きなセリフを教えてください。
「好きなセリフというよりも、ソルに対して一番言ったセリフかもしれないですね。ソルに呼びかけて『僕と付き合ってくれる?』というセリフですね。このセリフはNGもたくさん出てしまいましたし、自分でも言っていてちょっと照れくさい気持ちでした。ドラマでもそうでしたし、映画でもそうでした。日本ではどうですか。ちゃんと『僕と付き合ってください』と言ってから付き合うのか、それとも自然と付き合っていくうちに(正式に)お付き合いするようになるのか、どちらでしょうか」(パク・ヘジンが日本語で「付き合ってくれ」と言った。その後、観客席から大歓声が起きた)(ページ3に続く)
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