怪演キム・ナムギル!『殺人者の記憶法』が日本で公開

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ソル・ギョングはかつての殺人鬼ビョンスを演じた

警察官を演じたキム・ナムギル

主役のソル・ギョングは評判通りの演技力を見せている。
彼は、アルツハイマーになった男がどのように死ぬ気で記憶を取り戻そうとしているのかを巧みな演技力で見せてくれる。
さすがに、現代韓国を代表する演技派俳優の1人だ。そんなソル・ギョングと五分に渡り合うのが警察官テジュを演じたキム・ナムギルだ。




テジュが最初に登場する場面がとても印象的だった。
ソル・ギョングが演じるビョンスは、交差点で前の車に追突してしまう。
その衝撃で前の車のトランクが開き、入っていたバッグから血が流れていた。
しかし、運転手がなかなか出てこない。ビョンスの頭の中で疑惑が大いにふくらんだときに、ようやく運転手が現れた。
それが、テジュだった。
車を追突されて感情を吐き出してもいい場面なのに、テジュは冷静で感情を押し殺していた。(ページ3に続く)

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