10月9日は韓国の「ハングルの日」

このエントリーをはてなブックマークに追加

2013年から祝日

特権階級が訓民正音に反対したせいで、朝鮮王朝時代には訓民正音がなかなか広まっていかなかった。
さらに、訓民正音は官僚たちによって「諺文(オンムン)」と呼ばれた。「諺」という漢字は、「民間に広がる通俗的な語句」といった意味なのだが、同時に「粗末な」という意味合いがある。
このようにして、近代に至るまで訓民正音は軽んじられてきた。




19世紀の末、朝鮮半島が列強国の圧力を受ける中で、民族の誇りを取り戻すという意味で独自の文字が重宝されるようになった。
そうした中で訓民正音はやがて「偉大な文字」という意味を持つ「ハングル」と呼ばれるようになった。
ハングルは1945年に植民地支配から解放されてからは、公式文書でも使われるようになり普及が進んだ。
1970年、世宗が1446年に訓民正音を公布したと推定される10月9日が「ハングルの日」になった。
当初は祝日であったが、祝日を減らす流れの中で1990年に祝日でなくなってしまう。しかし、2013年から再び祝日になって今に至っている。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

米朝対立でもいつもと変わらないソウルの日常!

招待されない人も出席する韓国の結婚式事情

通常は「割り勘」をしないのが韓国のスタイル

ページ:
1

2

関連記事

  1. 100年以上も続く老舗が日韓でどう違うのか

  2. シャワーだけ? なぜ韓国ドラマには湯船につかる場面がないのか

  3. 韓国を理解する言葉の一つが「事大主義」

  4. 朴槿恵大統領を弾劾に追い込んだ国民の怒りの声

  5. 肩書社会の韓国で謎めいた役職の典型は「次長」!

  6. 警察署から釈放されたとき豆腐を食べるのはなぜ?

  7. 引っ越しの季節!韓国での事情は?

  8. 米朝対立でもいつもと変わらないソウルの日常!

  9. 韓国テレビの地上波はどのように発展したのか

PAGE TOP