李明博(イ・ミョンバク)政権時代に作成されたブラックリストが波紋を広げる中で、そのリストに載っていた女優のキム・ヨジンが9月19日に検察の調査に応じていたことが明らかになった。彼女もブラックリスト問題による被害者の1人だ。
韓国を代表する名脇役
キム・ヨジンといえば、韓国時代劇をよく見る日本の視聴者にも顔が知られた女優であろう。
人気を集めた時代劇で重要な役割を演じていたからだ。
『宮廷女官 チャングムの誓い』では、済州島(チェジュド)に流されたチャングムに医術を教えたチャンドクとして出演していた。『イ・サン』では正祖(チョンジョ)の政敵とも言える貞純(チョンスン)王后に扮していたし、『華政(ファジョン)』では光海君(クァンヘグン)を裏で支えた悪女の金介屎(キム・ゲシ)になっていた。
どの時代劇でも存在感が抜群。キム・ヨジンが画面に出てくるだけで「何かが起こりそう……」というドキドキ感を味わえた。そういう意味でも、韓国を代表する名脇役と言えるだろう。
そのキム・ヨジンが李明博政権時代に作成されたブラックリストに名前が載り、様々な妨害を受けていた。(ページ2に続く)
イ・ジュンギの兵役延期の不可はブラックリストに載ったからなのか?