韓国で芸能人が卑下されてきた歴史的な背景とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加

今でも知識階級が序列上位

結局、大衆芸能が一つの文化として認めれようになったのは、実はごく最近のことなのです。職業に上下をつけたがる韓国人にとって、芸能人には昔の卑しいイメージが強く残っていました。
「タンタラ」という芸能人を意味する俗語もその蔑視した視点からきたものです。この俗語の語源については諸説がありますが、英語のトランペットやホーンの音の擬声語の「tantara」からきたものだというのがもっとも知られた通説です。
いずれにしても、文を尊ぶ社会だった朝鮮王朝時代の影響で、今でも韓国では知識階級こそが序列上位なのです。




その知識階級は芸能界を低く見下す傾向があります。
しかし、それはあくまでも歴史的な経緯によるものです。
韓流ブームがアジア各国を席捲して以降、国威発揚に貢献したということで芸能界は高く評価されるようになりました。
一部に偏見が残っているのは事実なのですが、国民が芸能界に期待する部分もますます大きくなると思われます。

文=朴敏祐(パク・ミヌ)+「ロコレ」編集部

韓国で芸能界をめざすのはハードルが高すぎる

韓国におけるアイドルグループの作られ方

現代韓国の問題点/韓国の今を考える1

ページ:
1 2

3

関連記事

  1. 韓国はなぜ日本の植民地になったのか/一問一答編1

  2. 韓国では「朝鮮王朝時代」の評価がどう変化したのか

  3. 朝鮮戦争はどんな戦争だったのか(現代史編)

  4. 朝鮮戦争はどんな戦争だったのか

  5. いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史

  6. 日韓請求権協定とは何か

  7. 植民地時代の朝鮮半島で何が起こったのか(2020年版/前編)

  8. 今の韓国で朝鮮王朝は「思い出の揺りかご」なのか?

  9. 韓国はなぜ日本の植民地になったのか(特別編集版)

PAGE TOP