繊細な演出で持ち味が生きる
『メロホリック』では、人の心が読める超能力者が二重人格の女性と会って様々な騒動が巻き起こるという。
確かに、人の心が読めてしまえば、二重人格者は一番やっかいな相手だろう。そこにまた、ドラマの面白みがある。
制作するソン・ヒョヌクPDは、とても繊細な演出をすることで定評がある。この点で、ユンホは最良の監督と組んだと言える。彼が持つ感受性は繊細な演出によって生かされると思えるからだ。
ユンホは兵役中の21カ月間、芸能活動ができなくて忍従の日々を強いられた。デビュー以後で一番苦しい時期だったかもしれないが、「人生に無駄なことは1つもない」という考えを持てば、この21カ月は今後のために「種をまいて、水をやって、日差しを浴びる」時期だったと納得できるだろう。
そして、最初に咲かせる花が『メロホリック』なのである。(ページ3に続く)
東方神起ユンホの新作『メロホリック』を演出するソン・ヒョヌクPDとは?