ソ・イングクは、3月28日に入営(入隊と同じ意味)したのだが、3月31日に帰宅命令を受けた。左足首のくるぶしの骨軟骨病変が原因だ。改めて、兵役法の規定と所属事務所の公式発表を照らし合わせて、彼の今後を考えてみよう。
兵役法の第17条
所属事務所の公式発表では、「今後、地方兵務庁で再び身体検査を受ける予定であり、身体検査の結果に基づいて軍服務を履行する予定です」となっていた。
つまり、ソ・イングクは再び身体検査を受けることが決まっているのだ。
このあたりのことを法律的に規定しているのが、兵役法の第17条の「現役兵入営身体検査および帰宅」という項目だ。
その第17条の第3項には次のような規定がある。
「地方兵務庁長は、帰宅した人に対しては、再度の身体検査をしたあと、兵役処分を変更したり、再び入営させなければならない。ただし、治療期間が3カ月未満と明示されて帰宅した人は、再度の身体検査をしなくても再び入営させることができる」(ページ2に続く)