昔も今も悪女が政治権力を引っ繰り返す

このエントリーをはてなブックマークに追加

性悪説の2人

垂簾聴政を行なった王族女性は何人もいたが、政治権力を完全に引っ繰り返したのが、文定(ムンジョン)王后と貞純(チョンスン)王后である。
前者は11代王・中宗(チュンジョン)の三番目の正室で、後者は21代王・英祖(ヨンジョ)の二番目の正室である。
2人は性悪説がまかりとおるような悪女だった。
どこがワルだったのか。




文定王后は国中が凶作で餓死者がたくさん出ているのに、民衆を救済しないで一族の利権だけに執着した。
貞純王后は、政敵にキリスト教徒が多いという理由でキリスト教の大弾圧を行ない、数万人の教徒を虐殺している。
このように、民衆を悲しみのどん底に突き落とした文定王后と貞純王后。まさに、朝鮮王朝の「悪の女帝」であった。(ページ3に続く)

『オクニョ』を10倍楽しむ豆事典1「王の名前」
https://goo.gl/Nd14i6

悪夢の父子!仁祖(インジョ)と昭顕(ソヒョン)世子の確執
https://goo.gl/I238Nw

昭顕(ソヒョン)世子は清での人質生活をどう過ごした?
https://goo.gl/VrOnQB

ページ:
1

2

3

関連記事

  1. ぜひ知りたい韓国の方言

  2. 韓国社会のルールブック「第10回・女子プロゴルフ」

  3. 韓国を知るための基本解説2

  4. 10月9日は韓国の「ハングルの日」

  5. なぜ韓国ドラマには食事のシーンがあんなに多いのか

  6. 韓国の祭祀はどのように行なわれるか

  7. 韓国での「郷に入れば郷に従え」は何か?

  8. 韓国社会のルールブック「第38回・オッパー」

  9. 韓国の若い世代はこう生きている

PAGE TOP