貞明公主は1603年に14代王・宣祖(ソンジョ)の娘として生まれた。母は、宣祖の二番目の正室だった仁穆(インモク)王后である。51歳にして初めて公主(王の正室から生まれた王女)を得た宣祖は、貞明公主をとても可愛がった。
辛い軟禁生活
宣祖の後を継いで15代王に即位したのは、貞明公主の異母兄の光海君(クァンヘグン)だった。
しかし、光海君の一派は王位を死守するために、貞明公主の弟の永昌大君(ヨンチャンデグン)を1614年に殺害し、仁穆王后と貞明公主を西宮(ソグン/現在の徳寿宮〔トクスグン〕)に幽閉してしまった。
軟禁状態となった仁穆王后と貞明公主。
2人は非常に辛い日々に耐えなければならなかった。(ページ2に続く)
歴史解説!仁祖(インジョ)と貞明(チョンミョン)公主の確執
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