自分の息子を王にしたい
文定王后は中宗の三番目の王妃である。
中宗の二番目の王妃が産んだ長男が、後に12代王になる仁宗(インジョン)だ。しかし、その王妃は産後すぐに亡くなってしまう。そこで、中宗は再婚して文定王后が仁宗の継母になったのである。
文定王后は最初こそ仁宗を可愛がっていたのだが、自分も中宗の息子を出産することになった。つまり、文定王后がお腹を痛めて産んだ子を王にしたいと思った途端に、仁宗が邪魔になってきたのだ。
やがて、文定王后は仁宗の暗殺を狙い始めた。
その手先になったのが、『オクニョ 運命の女(ひと)』にも出てくる鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)である。(ページ4に続く)
『オクニョ』を10倍楽しむ豆事典1「王の名前」
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『オクニョ』が描くのはどんな時代?
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鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)は何をした?『オクニョ 運命の女』に登場
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