『朝鮮王朝実録』は果たして真実を書いているか

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

朝鮮王朝の歴代王の言動を詳しく記した正史の『朝鮮王朝実録』。原文は漢文で、現代の韓国人も読めるようにハングルに翻訳されているが、そのハングル版を毎日100ページずつ読んでも、すべてを読破するのに4年半の歳月がかかると言われている。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

どこまで客観的なのか

『朝鮮王朝実録』は文章量があまりに膨大なので、朝鮮王朝の歴史を研究する学者でないかぎり、全編を読み通すのは至難の業ではないだろうか。
その中身はどうなのか。
建前で言うと、『朝鮮王朝実録』はときの王でさえも記述に介入できなかったとされているが、実際には内容が特定の人物の利益に偏っている場合が少なくない。




結局は、対象となった王の支援者がどれだけ執筆に関わっているかで内容もかなり左右されていたと言える。正史とはいえ、どこまで客観的に書かれているか疑問なのだ。(ページ2に続く)

朝鮮王朝おどろき国王列伝1/光海君〔クァンヘグン〕・前編

朝鮮王朝おどろき国王列伝2/光海君〔クァンヘグン〕・後編

朝鮮王朝おどろき国王列伝3/仁祖〔インジョ〕

ページ:

1

2 3

関連記事

  1. なぜ朝鮮王朝が寄贈した鐘が今も東照宮にあるのか

  2. いまの韓国時代劇を楽しむための朝鮮王朝の人物と歴史

  3. これが朝鮮王朝の大事件!

  4. 韓国はなぜ日本の植民地になったのか/一問一答編3

  5. 映画『1987』が描いた「6月民主抗争」とは何か

  6. 朝鮮半島はなぜ南北に分断されたのか(特別編集版)

  7. 韓国はなぜ日本の植民地になったのか/一問一答編1

  8. 儒教は朝鮮王朝をどう変えたのか(後編)

  9. 日本との外交を憂慮した申叔舟(シン・スクチュ)の遺言!

PAGE TOP