そばにいるだけで安心できる男。笑顔に嘘のない男。貼っておくだけで安心できる絆創膏のような男。ドラマ『ホグの愛』の主人公カン・ホグ(チェ・ウシク)はそんな男です。韓国の男性は強くて逞しいという印象ですが、最近ではホグのような癒し系男子も増えているのでしょうか。
大切なことは当たり前じゃない
韓国語で「ホグ」とは、「お馬鹿で騙されやすく利用されやすい」という意味があります。
そんな名前を持つカン・ホグは、名前の通りのお人好し。24歳にして恋愛経験ゼロのホグは、初恋の相手で水泳の国家代表選手ト・ドヒ(AFTER SCHOOLユイ)と高校の同窓会で再会し舞い上がります。
しかし、しばらくしてホグはドヒが妊娠していることを知ってしまうのでした。
心優しいホグはひょんなことからドヒの出産に立ち会うことになります。生命の誕生に感極まってしまったホグは、ドヒ以上に号泣する始末。生まれたばかりの赤ちゃんの小さな手がホグの指を一心につかみます。
生命の誕生の余韻から覚めないホグは家に戻り、母親の前で号泣します。
「お母さんから生まれたことや皆が家族でいられることが、不思議で、有難くて、ただただ感謝したくなったんだ」と呟くホグ。
わかっていながらも日頃忘れがちな大切なこと。当たり前のように過ごしている日常は、実は当たり前なことではなかったんですね。
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