追憶の中の韓国紅葉紀行3

このエントリーをはてなブックマークに追加

第3回 日本武将の子孫たちが住む村

韓国南部の大都市の大邱(テグ)。この街から車で南に向かう。やがて低い山が見えてきた。どの山もお椀を伏せたように形がよく、木々も見事に紅葉して、秋の風景に彩りを添えていた。目がなごむ田園の景色を楽しみながら、友鹿里(ウロンニ)をめざす。そこは、日本武将の子孫たちが住む村である。

友鹿里の風景

友鹿里の風景

沙也可の里

文献によると、1592年の朝鮮出兵のとき、豊臣軍の精鋭だった加藤清正の部下で「沙也可(さやか)」という武将が、義のない戦いを嫌って朝鮮に上陸するやいなや朝鮮王朝側に付いたという。

沙也可は武勲を朝鮮王朝の国王から褒めたたえられ、金忠善(キム・チュンソン)という姓名を賜り、領地として友鹿里を与えられたのである。

この友鹿里は、今では大邱から車で30分ほどの距離だ。




村に入ると、川沿いにイチョウの並木通りが続いていた。イチョウは圧倒されるほどに

美しく黄葉していて、青い空をバックに熱狂的な輝きを放っていた。

やがて書院の前に出た。そこは沙也可こと金忠善を祭るところで、正門から入ると小高い丘を背に重厚な瓦の堂が建っていた。(ページ2に続く)

ページ:

1

2 3

関連記事

ピックアップ記事

本サイトの構成

本サイトは以下のジャンルに分類されています。
左上にカラーで色分けされた各ジャンルがありますので、それぞれにクリックをして目的のジャンルにアクセスしてください。

〔各ジャンルの紹介〕

●兵役
・BIGBANGの兵役
・東方神起の兵役
・2PMテギョンの兵役
・スター兵役情報
・社会服務要員
・義務警察
・兵役の一般知識
●韓国の話題
・韓国情報
・韓国の暮らし
・ビックリ追記編
・韓国のビックリ
・韓国紀行
・平昌五輪
●韓流スター
・東方神起
・スタートピックス
・スター物語
●ドラマ情報
・ドラマトピックス
・話題作
・雲が描いた月明り
・「テバク」
・朋道佳のイチオシ
●おもしろ人物列伝
●歴史物語
・光海君/仁祖
・貞明公主
・時代劇の登場人物
・朝鮮通信使
・日韓/韓国の歴史
●韓流ライフ
・コラム
・やさしく覚えるハングル
・ヒボン式ハングル
・韓国料理
・日本のコリアを行く
・対談
●ロコレ?/編集部
・ロコレとは?
・編集部案内

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る