いま読みたい!人気俳優物語12

このエントリーをはてなブックマークに追加
lw4Pawjk60LV4La1471420594_1471420687

ウォンビンは映画『母なる証明』でポン・ジュノ監督(右)とキム・ヘジャ(中)に影響された

演じる役を制限される傾向が強い

意外とも思える性格を持ったウォンビンなのだが、やはり、美しいほどの容姿を持った影響はあまりに強かった。

人々は彼の外見にとらわれて、実際にはそんなに演じていない洗練された都会的なイメージだけを記憶している。出演依頼がくる作品も、主に保護される役ばかりだった。

韓国の美男俳優の代表ともいえるチャン・ドンゴンがかつて「自分の容姿が演技には邪魔になっていて悩んでいる」と語ったことがある。一般の男性からすると羨ましいかぎりのことでも、本人は深刻に悩むのである。ましてや、ウォンビンの場合は、演じる役を制限される傾向もあった。




特に、映画『母なる証明』(2009年)でウォンビンが担った役は、“保護される”という点では以前と同じだった。むしろ、最も弱くて誰かの保護なしには生きていけない役だったともいえる。

田舎を舞台にして、殺人の容疑者になってしまった息子の無罪を証明するために奮闘する母を描いた映画『母なる証明』。ウォンビンのファンはガッカリするかもしれないが、実はこの映画は、国民の母とも呼ばれている名女優キム・ヘジャのための映画だった。ポン・ジュノ監督は最初からキム・ヘジャを念頭において構想を練ったと公言していた。キム・ヘジャの出演が不可能だったら映画製作はしない、と断言したこともある。

しかし、ウォンビンは単独主演も可能な作品を次々に断って、キム・ヘジャが主役の映画を選んだ。そこには、彼のどんな思いが込められていたのか。(ページ3に続く)

いま読みたい!人気俳優物語11

いま読みたい!人気俳優物語13

ページ:
1

2

3

関連記事

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

連載記事「日韓の二千年の歴史」

日本と朝鮮半島の間には長い交流の歴史があります。古代から現代までの二千年の間、果たしてどんな出来事があったのでしょうか。日本各地に残る史跡を訪ねて両国の交流の歴史をたどる連載が「日韓の二千年の歴史」です。改めて過去を振り返ることで見えてくる現実もあります。そういう意味では、二千年の歴史は今の日韓関係を考えるうえでも重要な要素をたくさん持っています。ぜひ連載記事をお読みください。

ページ上部へ戻る