息が長い俳優になりたい
イ・ジュンギはいつも言う……ファンと自分は一つの家族だ、と。
家族の間にはどんな偽りも飾りもない。ただお互いを思う気持があるだけだ。素直に精一杯に相手のために尽くすこと、それが家族というものであるならば、イ・ジュンギは本当にファンを家族だと思っている。
俳優は演技さえうまければいいと言う人もいるかもしれない。しかし、演技だけうまくても、ファンを大事にしない俳優は長く愛されない。たとえ、そのスターの姿に惚れても、そのスターと時間を共有したり成長を見守ることはできない。そのようなスターは、ただ恰好いい他人にすぎないからだ。
今は少し足りない部分があっても、自分の家族のような俳優ならいつまでも応援したがるのがファンというものだ。
ましてイ・ジュンギのように、才能に溢れる俳優が自分の家族なら、ずっと応援したいと思うだろう。
イ・ジュンギは、一時の人気スターではなく、長く演技ができる俳優になっていきたいという。
彼を家族のように思ってくれるファンがいる今、もしかしするとイ・ジュンギの夢はすでにかなえられたのかもしれない。
文=朴敏祐(パク・ミヌ)+「ロコレ」編集部