ユンホが食べたチーズとんかつ
K「私も韓国の地方を旅したときに、タクシーの運転手さんや食堂のアジュンマ(おばさん)にとても親切にしてもらいました。人なつっこい人が多いですよね」
T「そうですね。康熙奉さんもユンホさんの特級戦士のことを詳しく紹介されていましたが、そんなに簡単になれるものではないそうですよね」
K「『特級』という冠が付いているように、知力、技術、体力のすべてで一流でないとなれませんね」
T「なるほど。よほど卓越していなければならないんですね。ユンホさんが獲得したというのは本当に素晴らしいこと。楊州の方が褒めていらした理由がよく分かりました」
K「第26師団は、楊州のどんなところにありますか?」
T「楊州の地理はそんなに詳しくもないので、何ともお答えしにくいのですが……(笑)。楊州駅前からタクシーで10分くらいでしょうか。バスも通る交通量が多い大きな道路に面していました。初めて通った時はそこが師団だと思いませんでした。そういえば、ユンホさんが行ったことがあるというとんかつのお店が師団の近くにあって、ユンホさんのファンの方に連れて行ってもらったことがあります。ユンホさんが食べたというチーズとんかつはボリュームがあって美味しかったです。あ、でも兵士のお給料はいくらでしたか? お小遣い程度でしたよね?」
K「今のユンホさんは上等兵ですから、給料は18万ウォン(約1万8千円)くらいじゃないですか。チーズとんかつはいくらでしたか?」
T「たしか、9000ウォン(約900円)でした。兵士のみなさんにはかなり高価ですね。ユンホさんは、後輩の面倒もよく見てごちそうすることもあるそうなので、その時もそうだったかもしれないですね」(ページ4に続く)