朋道佳のイチオシ5『国際市場で逢いましょう』

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家族を守る父の姿に涙

 

1950年、戦時の混乱の中で、主人公のドクス(ファン・ジョンミン)は父(チョン・ジュニョン)と末の妹と生き別れになってしまいます。父親から「もし、自分がいなくなったら家長としてお前が家族を守るんだぞ」と言われたドクスはその言葉を胸に刻みながら生きていきます。

自分を犠牲にして家族を守り続けるドクスは、弟の学費を工面するため、ドイツに炭鉱労働者として働きに出ることになりますが、過酷な労働の中で1つの愛をみつけ結婚します。幸せな結婚生活も束の間、今度は末の妹の結婚資金などを工面するため、ベトナム戦争に出稼ぎに行くことになり
ドクスは、ベトナムで爆風に飛ばされ意識が朦朧となりながら妻ヨンジャ(キム・ユンジン)に心の中で次にように語り掛けます。




「ヨンジャ…つらい時代に生まれ、この苦しみを味わったのが子供たちじゃなく僕たちで本当によかった。ヨンジャ…こう考えてみないか。『あの悲惨な朝鮮戦争を僕らの子が経験したら?』『ドイツのあの過酷な炭鉱で子供たちが働いたら?』『ベトナムの戦場に子供たちが出稼ぎに来たとしたら?』。何も起こらないことが一番いいけれど、この苦痛を味わったのが子供たちじゃなくて僕たちで本当によかった」

いつの時代も父親というのは、こういうものなのですね。

自分を犠牲にして家族を守る、それが父親なのです。こうして昔から世の男たちは時代を作ってきました。今のような暮らしやすい時代があるのは、先人たちが多くの苦労を重ねて今の世の中を作ってくれたのだということも忘れてはならないと思います。

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