相場を超える料金設定
韓流早期消滅論を唱える人たちは、特にコンテンツ不足の問題がいちばん深刻だと主張する。
実際に、日本のテレビ局では韓国ドラマの放送時間がかなり減った。
もう一つ大きな問題は、日本で行なわれる韓流スターのイベントの料金が高すぎることである。
相場を超える料金設定は、「稼げるときに稼ごう」と見られても仕方がない。
また、関連グッズにしても、相場を大きく上回っている。こうした料金に疑問を持つファンがいるのも当然だ。
いくら人気だからといっても、図に乗るとアンチの動きが活発になるのもやむをえないだろう。
かつて韓国でも日本の大衆文化を受容するときに様々な声が起こった。今度は日本で逆のことが起こってきている。
確かに、韓流ブームは日韓両国の大衆文化に新しい窓を開いた。もともと日本は今でも世界的な大衆文化の大国であり、その日本で韓国の大衆文化が一つのジャンルを確保した意味は大きい。(ページ4に続く)