東方神起ユンホの快挙が「芸能界の兵役問題」を改善させる

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入隊延期の根拠

2013年にピ(RAIN)が軍の規律に違反してキム・テヒと密会を重ねたり、他の広報支援隊員が公演後に飲酒をしたり風俗店に行ったりしたことが発覚し、国民の批判を浴びた。

結局、広報支援隊員の制度は2013年に廃止になってしまった。

韓国では、芸能人に対して個人以上の社会的責任を強いる傾向がある。

「公人は厳格な倫理観を持たなければいけない」

芸能人に対しても、そういう目を向けるのだ。

スターの側もそういう立場を自覚し、慈善活動に熱心に取り組み、厳しい倫理観を自らに課している。




兵役問題に関しても、「韓国男子の義務である以上、かならず立派に遂行しなければいけない」と自覚している。

ただし、入隊する時期が問題だ。人気が高いうちは持ち込まれるオファーも多く、入隊を延期せざるをえないのが実情である。

とはいえ、韓国の兵役法によると、入隊を延期できる正当な理由はほぼ学業だけ。つまり、スターの入隊を延期できる根拠は特にないのだ。一応、兵役を司る兵務庁は、スターの活動に配慮して入隊延期申請を受け付けているのだが……。

それでも、保守的な人は「なぜ芸能界のスターたちは兵役を延期して30歳近くになって行くのか」という批判を突きつけてくる。

人気稼業である以上、スターは国民のどんな声も意識せざるをえない。入隊が遅れればそれだけ軍務を他の人以上に立派にやり遂げなくてはならない、という強い使命感を持ってスターは入隊していくのである。(ページ4に続く)

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