これはヒーリングドラマ?
恋愛でも友情でも家族においても、相手を理解し認めるというのはとても大切なことのように思います。
この作品には、ありったけの愛がそこかしこに溢れています。
大切な人たちのために、見返りを求めず愛を送ること、そして少しでも笑顔が帰ってきたら、それが自分の力になるのだということをジュンスは私たちに教えてくれます。
133話の長編なので、見るのがちょっと難しいという方は、ぜひ15話くらいまででもいいのでご覧になっていただけたらと思います。
それでも、1話から最終話までご覧になった方には、最高に素晴らしいラストシーンの贈り物が待っていますよ。
日々の生活に少し疲れた時、私はこの作品を見てジュンスから力をもらいます。
何度見ても泣ける作品なのですが、それが決して悲しい涙ではなく、明日への活力になるような不思議な涙なのです。
これは、もしかしてヒーリングドラマとも呼べるのかもしれません。
この作品を見ると、誰かにやさしくしたくなります。家族を大切にしたくなります。愛する人にもっと愛を送りたくなります。
世の中がこんなありたっけの愛で溢れたら、人々はもっと幸せを感じて生きていけるのかもしれませんね。
(文=朋 道佳〔とも みちか〕)