第5話を境にガラリと変わる
『テバク』の制作陣はこうコメントしている。
「テギルの変身が始まります。何も知らないまま愛されて育ったテギルでしたが、父の死がどんな影響を及ぼすのか。興味深いです」
さらに、制作陣はこうも言っている。
「チャン・グンソクが体当たりで熱演し、スタッフが息を殺して見たあとで拍手喝采をしました」
うれしいコメントだ。
チャン・グンソクが体当たりで熱演したこともそうだが、スタッフが拍手喝采をしたほど演技が素晴らしかったことも特筆すべきことだ。
チャン・グンソクがスタッフの信頼を得ていることが、制作陣の言葉から十分に感じられる。
どんなドラマでも、成功するものは俳優陣と制作陣が一体となって息を合わせている。『テバク』も間違いなくそういう作品だ。
そうであるならば、ドラマが面白くないわけがない。ストーリーが進むにつれて、ますます面白くなるに違いない。
その転換点になるのが第5話というわけだ。この回を境に、チャン・グンソクが演じるテギルは強靱な精神力を備えた「鬼」となり、自分の父親を殺した宿敵に立ち向かっていく。そんなふうに大変身するチャン・グンソクの演技が第5話から存分に見られる。
(文=「ロコレ」編集部)