チャン・グンソク/『テバク』に至る長い道(4)

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本人とファンの幸福な時間

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『メリは外泊中』のファンイベントにムン・グニョンと一緒に登場

2011年8月17日、チャン・グンソクは主演ドラマ『メリは外泊中』のファンイベントに参加するため、羽田空港に姿を見せた。

彼が到着ゲートに出てきたのは午前11時半頃。このときは、報道陣に向かって「お久しぶり~」と日本語で呼びかけ、笑顔をふりまいた。

さらに、「眠い」と言って、手で口を押さえてアクビをこらえるパフォーマンスを見せた。このあたりの茶目っ気は、天真爛漫な性格を思わせる。食べたいものとして「お寿司」をあげ、「行きたい場所はどこ?」と報道陣に尋ねられると、「秘密」と言ってニッコリ笑った。

その後、800人のファンが待つ到着ロビーに姿を現したチャン・グンソク。サングラスをずらして掛けてみたりして、さまざまなポーズでファンサービス。さらなる歓声を浴びていた。

182センチの長身でありながら、愛くるしくて表情が豊か。ちょっとした動作を見ていても、チャン・グンソクは本当に魅力たっぷり。それでいて、ファンをとても大切にするし、日本で大ブレークしたのもよくわかる。

来日したチャン・グンソクは、ムン・グニョンを初めとする『メリは外泊中』の共演者と一緒に、8月18日の東京・日本武道館、8月23日の大坂城ホールでのファンイベントに出演した。




ファンの熱狂ぶりをステージ上でじかに受け止めたこともあって、ライブでのチャン・グンソクもノリノリだった。彼は「お気に入りのシーンは?」と尋ねられると、日本語できっぱり言った。

「キスシーン。いっぱい練習もしました」

この発言には会場もドキリ。「果たしてどこで練習したの?」とファンは気が気でなかったが、当のチャン・グンソクは大胆発言のあとで「冗談。マイケル・ジョーダン」とジョークを飛ばし、会場を笑いに包んでいた。

さらに、とっておきのパフォーマンスを見せてくれた。『メリは外泊中』といえば、「カン・ムギョル バンド」がカッコよかったが、今回のファンイベントでもバンドを率いて『お願い、My Bus!』などの曲を披露。会場を大いに盛り上げた。

それだけではない。チャン・グンソクはヒロイン役のムン・グニョンを相手に朗読劇を行ない、俳優としての自分もしっかりアピールしていた。

なによりも、『メリは外泊中』の共演陣とひさしぶりに楽しい時間を過ごすことができて、彼は心から幸せそうだった。そういうチャン・グンソクを見ている瞬間が、ファンにとっても幸福な時間なのである。

(文=「ロコレ」編集部)

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