日本と違う韓国のビックリ(6)

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第6回「韓国の鉄道では何が起こるかわからない」

韓国で列車に乗ると、面白い出来事によく遭遇する

ビクビクしていた乗客が豹変!

韓国の地方を鉄道で旅しているときの話である。

乗った特急列車は全席指定だった。指定席券を買って乗り込むと車内はガラガラ。指定された号車にはたった1人しか座っていなかった。

かなり高齢の女性だったが、私が車内に入ったときに、なぜかキョロキョロしていた。落ちつかない様子だ。

「もしや指定席券を持っていないのでは」

そう直感した。車掌が検札に来るのを恐れているような素振りだった。

私は先客の女性の視線を感じながら、指定席券に書いてある自分の座席を探した。ようやく見つけたら、そこは女性が座っている席だった。

車内にはたった1人しか乗客がいないというのに……。




どうしたらいいのか。

躊躇はしたが、やはり決まりなので、私は声をかけた。

「すみません。そこは私の席なんですけど」

そう言った瞬間の、女性の豹変ぶりがすごかった。

ついさっきまでビクビクしていたのに、「席をどいて」と促された途端に大きな声を出した。

「見てみなさい。ガラガラじゃないの。あんたも好きな席に座ればいいでしょ」

強い口調で私はおこられた。その剣幕に従うしかなく、私は自分の席を断念して、他の空いている席に移った。(ページ2に続く)

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