怪優チェ・ミンスが『テバク』に波風を立てる

このエントリーをはてなブックマークに追加

トラブルを乗り越えて

チェミンス3

チェ・ミンスの出演で『テバク』が大いに盛り上がる(写真/韓国SBS『テバク』公式サイトより)

チェ・ミンスに会うと緊張してしまうという後輩の俳優は多い。彼は芸能界でも威厳をもって一目置かれる俳優なのである。

2007年にはペ・ヨンジュンが主演した『太王四神記』に出演。そこで、演じた役は陰謀をめぐらす悪の帝王だった。

凄味のある悪役だった。清々しいペ・ヨンジュンとの対比で、チェ・ミンスは『太王四神記』というドラマを強烈に引き締めた。

しかし、以後のチェ・ミンスにはトラブルがつきまとった。暴行事件や訴訟問題で謹慎していた時期も長かった。いつしか「怪優」のイメージもつきまとった。

そんなチェ・ミンスが再びテレビドラマに戻ってきた。『テバク』で演じる粛宗は、歴史のうえでも個性的な王であった。




有能な政治的手腕を発揮する一方で、女性問題で様々な難題を引き起こしている。そんな「危ない国王」をチェ・ミンスが演じるということで、「何が起きるかわからない」という期待感も高まる。

『テバク』の中で粛宗は、せっかく生まれた王子なのに「自分の息子ではない」という疑念にかられて捨ててしまう。それがチャン・グンソクが演じるテギルであり、このテギルと粛宗の対決もまた大いに楽しみである。

チェ・ミンスが出演することで、間違いなく『テバク』は面白くなる。

(文=「ロコレ」編集部)

固定ページ:
1 2

3

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る