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タグ:韓国
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追憶の済州島紀行4「ここは『食の島』」
眈羅巡礼図を持っていたのは、陸地(済州島の人は朝鮮半島のことをこう言う)に住んでいた李衡祥の子孫だった。その図を3億ウォンで済州市が買い取り、それを基に各堂を復元したというわけだ。おかげで、李衡祥牧使… -
追憶の済州島紀行3「済州牧官庁の由来」
観徳亭のとなりには、朝鮮王朝時代の施設を復元した済州牧官庁という史跡地があった。そこは、耽羅国の時代から島を統括する政治を司った中心地だったようだ。実際、何棟もの堂が新しく復元されていて見栄えがよかっ… -
追憶の済州島紀行2「トルハルバンの起源説」
像とは本来、威厳をもって造られるものであろう。しかし、トルハルバンにかぎっては威厳よりも愛嬌が先行している。これぞ、古来陽気な済州島人の諧謔精神の表れか。それでも、城門の前に建てられたのであるから、厳… -
追憶の済州島紀行1「象徴的なトルハルバン」
済州空港から済州島に入って最初に向かったのは、朝鮮王朝時代の済州島を代表する建物だった観徳亭である。今も、車の往来が激しい済州市の中心部に古めかしく存在している。堂々とした屋根瓦と、梁に描かれた時代絵… -
韓国で特別にワカメスープを飲む意味は?
韓国の人たちは本当にワカメスープを重宝している。それも当然かもしれない。なにしろ、ワカメにはミネラルが豊富にあって栄養が満点だからだ。しかも、誕生日に食べる特別なものがワカメスープでもある。 … -
韓国の暮らしで感じること8「酒席での礼儀作法」
かつて韓国では、目上の人の前でお酒を飲むのは失礼だと思われていた。そんな伝統が今も礼儀のうえで残っている。そのため、年上と一緒にお酒を飲むとき、年下はわざと顔をそむけて年上からは見えないような角度でお… -
韓国の暮らしで感じること7「ソメって知っている?」
ソウルにやってきた日本人。観光ではなく仕事で来たと仮定しよう。現地の人たちが夜に歓迎会を開いてくれたとする。そこで盛んに勧められるのがソメ(ソメクとも表記される)だ。果たして、ソメとは何なのか。 … -
韓国の暮らしで感じること6「1人暮らしの不便さ」
韓国で外食する場合、焼肉や鍋物を注文するときに「2人前から」と条件がつくことが多い。それゆえ、1人のときは食堂で焼肉や鍋物をあきらめなければならないときも少なくないのである。 … -
韓国の暮らしで感じること5「日韓の生活上の違い」
日本に住んだ経験がある韓国女性の話をたくさん聞いてきて、「なるほど、日韓の違いが大きいね」と実感したことは多い。たとえば、自宅に招かれたときの食事の話。それは、どんな内容なのだろうか。 … -
韓国の暮らしで感じること4「食事のときの礼儀について」
ところが変われば、食事のマナーもガラリと変わる。それは、日本と韓国の間でも大いに言えることだ。それでは、韓国で食事の場に出たら、どんなことに気をつければいいのか。守るべきことについて説明しよう。 …