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タグ:韓国
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韓国・南西岸への旅1「済州港から始める」
済州(チェジュ)港の旅客ターミナルは、早朝だったこともあって人もまばらだった。午前7時50分発の船なので、まだ50分ほど時間があった。食事をしようと思い、三つ並んだ食堂の中で一番無難な店に入った。 … -
今こそ読みたい!『韓国ひとめぼれ感動旅 韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行』
初心者&韓国リピーターも楽しめる韓国旅行エッセイガイドの新刊が発売された。それが双葉社から発刊された『韓国ひとめぼれ感動旅 韓流ロケ地&ご当地グルメ紀行』である。旅を通して韓国の魅力を様々に取り上げて… -
鍋を食べるときのコリアンスタイルとは?
韓国ドラマでよく出る食事場面では、熱い鍋の具を取り皿に取らず、直接箸をつついて食べています。日本から見れば、「小皿に取って食べる習慣がないのか?」と思ってしまいますが、実際はどうなのでしょうか。 … -
追憶の済州島紀行11「耽羅国の歴史」
先に触れた三姓人の話はあくまでも神話にすぎないが、耽羅国が実際に良(梁)、高、夫という有力な氏族によって統治されていたことは間違いない。島の政治は三氏鼎立によって成り立っていた。 [captio… -
追憶の済州島紀行10「耽羅の時代」
もともと住んでいたモンゴロイド系種族と南方系種族の混血が済州島内で進み、独特な州胡人が形成されていったものと思われる。特に南方系種族は体躯が小さく、それが『三国志』韓伝が言うところの「からだが小柄」と… -
追憶の済州島紀行9「南方の海洋族」
『後漢書』韓伝では、韓人について「からだが長大で、頭髪も長く美しい。衣服は布綿を用い靴を履く」と記されている。要するに、中国の史書によると、韓人と州胡人は言語、体格、衣服に大きな違いがあるということに… -
追憶の済州島紀行8「かつての済州島」
島の東に向かうバスに乗った。島を一周するのに右回りを選んだのは、単に時計回りのほうがなじみやすいからだった。車窓を通して、済州島の雄大な風景が目に入ってくる。青い海が広がり、黒い火山石が露出し、漢拏山… -
追憶の済州島紀行7「感激のヘムルタン」
島の東側に行くバスの停留所を尋ねたら、歩いて5分くらいの場所だという。そこへ向かっているときに、急に空腹を覚えた。これは大いに望むところだった。済州島の食を満喫するためには、すぐに腹が減ってくれないと… -
追憶の済州島紀行6「尊重されてきた三姓穴」
三姓穴の聖域化は、朝鮮王朝時代の1526年、当時の李壽童牧使の時代から推進された。穴のまわりに石で垣根をつくり、北側に紅門と碑を建て、春と秋には三姓を受け継いだ一族によって祭祀を行ない、11月には島民… -
追憶の済州島紀行5「三姓穴の穴が見たい」
三姓穴の案内によると、石柵に囲まれた芝生の庭の中に3つの穴があるという。ところが、石柵の前で何度も爪先立ちしたが、穴があるとされる、ロープで示された囲いの中をまったく窺い知ることができなかった。他の人…