『偉大なる遺産』を監督したチャン・グンソクの手腕は?

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2017のオフィシャルコンペティションで、チャン・グンソクが監督を務めたショートフィルム『偉大なる遺産』が、観客の投票で決定されるアジア・インターナショナル部門のオーディエンスアワード(観客賞)を受賞した。同作品は7月16日より、横浜ブリリアショートショートシアターで上映予定になっている。

WMjydLcv0qso9BR1498726639_1498726747

短編は設定が一番重要

チャン・グンソクが監督を務めた『偉大なる遺産』は、「借金を背負った男を救うはずの父は、預金通帳の暗証番号を伝える前に昏睡状態になってしまう。息子は病床の父に何度も呼びかけるが、父の意識はない。途方に暮れる男は、暗証番号を知る手だてを必死にさがすのだが……」といった内容だ。
設定が面白い。どんな設定の映画を作るかが短編の一番のポイントになるが、チャン・グンソク監督は「預金通帳の暗証番号」というネタをメインに持ってきた。




憔悴しきった主人公の男。
途方に暮れているのは、父が昏睡状態だからなのか、あるいは、父の貯金を借金の返済にまわせないからなのか。
映画を見れば一目瞭然である。
そこに、人間の怖さと薄情さが見え隠れしている。(ページ2に続く)

数えで30代になったチャン・グンソクに贈る言葉

韓流スターが自ら代表作を熱く語る2「チャン・グンソク編」

チャン・グンソク主演『テバク~運命の瞬間(とき)~』の時代背景がわかる!

ページ:

1

2

関連記事

  1. キム・スヒョンは百想芸術大賞で人気賞を獲得!

  2. イ・ミンホの新作の共演相手となるキム・ゴウンがすごい!

  3. 「スッキリ」に登場した2PM!テギョンとジュノの時代劇も本当に楽しみだ

  4. 「国民俳優」チェ・スジョンが俳優人生について何を語ったか

  5. 『愛の不時着』のヒョンビン!演技の多様性がどう変わってきたか(特別編)

  6. 実態!酒でつまずく韓国の芸能人

  7. チャン・グンソクの肖像/『韓国ドラマ!愛と知性の10大男優』が描く世界

  8. 『愛の不時着』で見せるヒョンビンの人間的な深みに感動!

  9. 最新作は『愛の不時着』!ヒョンビンの俳優魂が凄い

PAGE TOP