宮廷料理の成り立ち1「王族の食事」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

現在の韓国料理の起源は、朝鮮時代の宮廷料理であると述べることは、言い過ぎではないと言えるだろう。宮廷で発展した調理方法は、最先端の技術として民間の厨房まで伝えられ、現在も息づいている伝統であることが確かである。




過度な食事量

民家では宮廷のような食材を使うことは難しい状況であったが、少なくとも「薬食同源」の考え方は朝鮮半島の隅々に広く伝播していた。
宮廷料理は、まさに韓国の食文化を形作る基盤であり、それを存分に楽しんだのは、当時の国王であった。さあ、具体的に国王の食事風景を観察してみよう。
宮廷料理は、朝鮮半島全域から集められた上品な進上品を用いて作られていた。調理を担当するのは、腕に絶対の自信を持つ女官と、宮廷の外部から招かれた腕利きの男性料理師であった。「宮廷女官 チャングムの誓い」では、女官たちが厨房を完全に支配していたように描かれているが、現実には腕の良い男性も非常に重要な役割を果たしていたのだ。
王や王妃といった王室の重要人物には、一日に5回の食事が用意されていた。彼らが食べる料理は、特にスラサンと呼ばれるものであった。
その日の最初の食事である初スラサン(正式には初朝飯)では、主にお粥を食べ、午前10時頃には朝スラサン、午後には昼スラサン、夕方5時頃には夕スラサンを豪華に頂いた。そして、最後に夜食を食べて、一日の締めくくりとなった。




どう考えても、これは過度な食事量である。歴代の国王の中には口内炎に悩まされた者も多かったというが、それも頷ける話である。

構成=「ロコレ」編集部

宮廷料理の成り立ち2「豊かさと繊細さの起源」

宮廷料理の成り立ち3「国王に愛された特選料理」

宮廷料理の成り立ち4「スラサンの伝統」

関連記事

  1. 朝日新聞が報じた「韓流で賑わう新大久保」!

  2. 韓国人の姓名の付け方(中編)

  3. 汗蒸幕の後の清々しい風が気持ちいい!

  4. 韓国でいつも人気が高いハンジュンマク!

  5. カラオケの場面は韓ドラの定番?

  6. 鍋の食べ方のコリアンスタイルは?

  7. 韓国ではなぜ妻が夫を「オッパ(兄さん)」と呼ぶのか?

  8. 韓国の社会事情「敬語」

  9. 日本の中年男性が旅先のソウルで実感したことは?

PAGE TOP