韓国の暮らしで感じること5「日韓の生活上の違い」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

日本に住んだ経験がある韓国女性の話をたくさん聞いてきて、「なるほど、日韓の違いが大きいね」と実感したことは多い。たとえば、自宅に招かれたときの食事の話。それは、どんな内容なのだろうか。




韓国的な性格

ある韓国女性がしみじみと言った。
「韓国人は知り合いを家に招待したときは、最大限のご馳走でもてなすのが普通です。私は日本に住んだときに知り合いに夕食に招待されましたが、出てきたのは簡単な料理でした。先方は精一杯のご馳走を用意してくれたのかもしれませんが、韓国的に言うと、それは軽食だったのです。私はその程度にしか思われていないのかとガッカリしました」
彼女の心情はよくわかる。
しかし、いくら夕食に招待しても日本では韓国のように「テーブルからはみだすほど料理の皿を並べる」ことは多くないかもしれない。そのことを理解すれば、彼女のガッカリもいくぶん緩和されるのではないか。
別の女性の話も興味深かった。彼女は韓国の放送局に勤めていて、1年間、東京に住んだことがある。




その経験から、日韓の生活上の違いをいろいろ考えるようになったという。
「日本人が最初にソウルに来ると、町中でぶつかっても謝らない人が多いのでビックリするそうです。それは韓国人の性格でもあるんですね。韓国人は何ごともストレートで、控えめな日本人とは違います」
「日本で長年仕事をした韓国人が、もし自分が引いて相手をもちあげる日本式のスタイルに慣れたとしても、それを韓国でも実行したら相手から軽く見られて認めてもらえないでしょう」
彼女が指摘する話は、もちろん、全員に当てはまるというわけではない。あくまでも。比較的そういう傾向が多いというレベルの話なのだが……。

構成=「ロコレ」編集部

韓国の暮らしで感じること1「物価の高さ」

韓国の暮らしで感じること2「公共マナーについて」

韓国の暮らしで感じること6「1人暮らしの不便さ」

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る